東京都の制度である福祉サービス第三者評価については、①東京都が費用助成、②区が費用助成、③費用助成無しの3パターンがあります。その1つである、中野区の費用助成についてご説明いたします。
1.概要
中野区では、障害児通所支援施設が福祉サービスの質向上を目的とした第三者評価を受ける際に、その費用の一部を補助しています。この制度は、利用者本位の福祉サービスの実現や事業者のサービス改善を促進することを目的としています。
2.対象事業者
補助金の対象となるのは、中野区内で運営されている以下のような障害児通所支援施設です
①児童発達支援
②医療型児童発達支援
③放課後等デイサービス(都型放課後等ディサービスを除く)
④多機能型事業所
3.助成内容
対象経費: 第三者評価の受審に要した費用。
助成額: 上限額は50万円(1事業所につき1会計年度1回まで)。
4.申請条件
以下の条件を満たす必要があります:
事業所が中野区内にあること。
第三者評価結果を公表することに同意すること。
他自治体から同様の助成を受けていないこと。
評価結果に基づき、改善計画を作成し報告書を提出すること。
5.申請手続き
必ず受審前に区へ相談し、スケジュール調整を行う必要があります。
実績報告は年度末までに提出する必要があります。
この補助金制度は、福祉サービスの透明性向上と質的改善を目指しており、利用者がより良いサービスを選択できる環境整備に貢献しています
6.申請先
障害福祉課:児童発達支援事業•放課後等デイサービス事業
障害福祉課(上記以外)
中野区障害児通所支援施設第三者評価受審費補助金交付要綱
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/reiki/reiki_honbun/q600RG00002218.html